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支部を立ち上げた経緯
医療施設において、OTは上肢・ADL動作、PTは下肢・歩行というように、役割分担されていることがあります。しかし、上肢の疾患でリハビリ対象となっても、高齢者では腰部、膝などの下肢や体幹に疼痛を訴えることをよく経験します。
解剖学、運動学、生理学を基盤とし、適切な評価から治療へと結びつけていくことは重要です。また知識を技術として表現してこそ、初めて治療結果が出せるのだと感じています。ですが、そのためには最低限、全身の触診技術は必須となります。
・そもそも知識がない
・知識があっても評価ができていないから治療に結びつかない
・評価ができていても治療技術がない
治療結果が出ていない原因は人によって様々です。
OTが整形外科領域で自信を持って治療に臨めること、全身が診れることは大きな武器になります。
1、整形領域で悩むOTが勉強できる機会をつくりたい
2、整形領域で共に成長できるOT仲間を作りたい
3、全身を診れるOTを増やしたい
4、整形領域におけるOTの発展に貢献したい
支部を立ち上げたのは、これらが主な理由になります。
当支部では、解剖学、運動学、生理学、機能解剖学を中心とした基礎知識を学びます。また触診の時間を多くとり、知識だけではなく、適切な評価法・技術を習得し、治療結果(ADLやQOLの向上)につなげることをコンセプトとしています。
OTによる、OTのための整形外科領域に特化した勉強会は他にはないので、「治したい」と強く思うOTのみなさまと共に成長していきたいと思います。
作業療法支部勉強会
代表 小牧 亮介
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